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『Marieの奏でる音楽』 古屋兎丸

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この物語の舞台、リピトの地には古くからマリィの信仰があった。そして機械工房の街ギルで、ピピは手に印をもつカイと共に成長していく。ピピのカイに対する気持ちは年齢と共に深まっていくが、カイは特殊な能力を持ち、信仰の対象マリィに傾倒していくのだった。
マリィの信仰とは何なのか?カイの印の意味は?
どんでん返しの結末も、思えば伏線がいくらもあって、また最初から読み返してしまいます。

最近の兎丸さんの漫画はイラストのようにきっぱりとしていますが、この頃はまだ柔らか味のある絵柄で、こういうファンタジーな作品にぴったりです。
兎丸さんというと、ギャグ漫画や少女特有の痛みを描く漫画家として知られていますが、私が最初に出会った作品もファンタジー色の強いもので、Marieもそうですが、生まれてきた意味や生きていく意味を問う哲学チックな物語で読み応えがあり大好きです。
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by ruriwo_m | 2009-06-14 11:16 | 本・映画
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