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『眞説 光クラブ事件 戦後金融犯罪の真実と闇』 保阪正康

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終戦直後の日本動乱期に、現役東大生山崎晃嗣がヤミ金融会社を設立し、時代の寵児ともてはやされる、が僅かな期間に経営は破綻していき、自ら服毒自殺を遂げる顛末を迎えることとなる。

本屋で別の用事でレジに並んでいた際に、偶然この本を見つけ、表紙に踊る文字に惹かれ購入しました。

『光クラブ』
私には忘れようがありません。『ライチ☆光クラブ』です。
そう。私の大好きなゼラです。
内容はまったく別のものですが、舞台を作ったグランギニョルの方が人物に惹かれライチの作品を作っていったのだというのは間違いないです。
「人間というものは.....傲慢、卑劣、邪悪、矛盾そのものだ」と言って憚らず、自分は悪人だと印象づけたいような。
そのくせ、他人を簡単に信じ簡単に裏切られ、簡単に騙され、会社が傾いたのも、雇った美人秘書が、実は税務署職員の恋人であり、スパイとして送り込まれたのだという滑稽なものだとしても、最後は彼女の幸福を願ってしまうお人好しな部分も持ち合わせ、だいたいにおいて、ヤミ金融業を始めたのも、金のためではなく、自分の能力を試したい、という純粋な知的好奇心から持ち出たもので、一年余りで会社が破綻してもなお自分の美学を貫こうとする姿勢は心惹かれます。

抽象的なことばかりで、本の説明がまるでできません。ごめんなさい。気持ちばかりのめってしまい、まとめるのが難しいのです。
関連本も読んでるので、そちらでは上手くレビューが書けるといいのですが.....。
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by ruriwo_m | 2010-02-22 00:11 | 本・映画
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