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『城』 フランツ・カフカ

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Kと名乗る男が村に着いた。彼は測量士として城に呼ばれたという。しかし、目の前にそびえる城にどうしても辿り着けず、さまよい続ける一週間を描いている。

一本道のように見えて同じところをぐるぐると回り続けているような。
そして、村人たちは全て「城」からの指令を受けて行動しているような。
「城」とはいったいなんなのか。残念ながら未完で終わっているので答えはないようです。しかし答えは要らないようにも思います。私たち全ての人間にとって一人一人の様々な「城」があるのだというふうに解釈してます。

『1Q84 book3』が回ってくるまでの間に....と思ってこの本をチョイスしてみました。ハルキの『世界の終わりと....』が好きならばカフカの『城』を読むべし、という記事を読んだので。実際ハルキはカフカからかなり影響受けてるなぁという気がします。
読後感がとても似てます。夢とか幸せとか、掴めそうで掴めないもの、掴んだとたんにしぼんでしまうものが、胸の中に広がってく感じ。
カフカは短編しか読んだことがなかったけど、長編いいですよ!他のも読みたいな。(でもほとんど未完らしいですね)
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by ruriwo_m | 2010-06-18 10:51 | 本・映画
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