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漫画 『幻覚ピカソ』 全3巻 古屋兎丸

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川の流れを描くことを楽しむ活動とする「河原部」活動中に不慮の事故により不思議な力を与えられたピカソ。人の心の中をスケッチブックに描き、その中にダイブして、心のヤミを解決していくのですが、外から見てる友人たちにはいつもスケッチブックにぶつかって気絶してる変なヤツとしか見えなくて、毎回保健室に運ばれるピカソははっきりいって大ボケで笑えます。
他人を助けないと自分が腐っていってしまう。いやいや人助けをするうちに、友人ができ、人との関わりの中で成長していきます。
最終話は自分の心にダイブします。そこはまっ暗闇で事故からちっとも前に進めない自分がいます。

このダイブしたようすが毎回鉛筆画で描かれ、リアル世界との区別をしているのですが、その画力に圧倒されます。
私は兎丸さんのこと【平成のゲゲ】だと思ってます。
朝ドラで好評の水木しげるさんもその作風からなかなか世の中に認められませんでしたが、兎丸さんもそう、ガロから出発し、エログロや血しぶき脳髄もので一般受けしないかと思われる兎丸さんを、少年ジャンプの編集者が訪れたんですから!「好きなように描いてください」と依頼されたのも一緒。
さすがにジャンプなんでエログロなしですが、兎丸さんティストばっちりです!おもしろかった~~。
ここから読者が広がったらいいなぁと思います。
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by ruriwo_m | 2010-07-27 14:04 | 本・映画
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