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『帝一の国』 古屋兎丸

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時は昭和。帝国一の学力を誇る男子高。生徒会を牛耳る者はいずれ国家をも背負うとあり、秀才らは生徒会長の座を狙うべく、謀略・派閥・癒着・根回しと、政権闘争を繰り広げる。その手段の選ばなさは某国の政治家たちのよう。
私の好きな場面は、主人公の帝一(もちろん生徒会長を狙う)が、自分を脅かす敵(と勝手に思ってる)に対して成績で優位に立つため、敵が解いた編入試験問題に挑むところです。

「これは想像以上だ、なんという難しさだ」
「なんていうことだ!現時点で僕が一点負けてる!」
「今まさに絶体絶命の危機!」
「負ける?何を弱気になってるんだ」
「やった...一点差で勝った...これで僕の国は守られた...」

一人芝居です。実にめんどくさくて鬱陶しい子です。でも、ド・ストライク!めんどくさいところが可愛い♪周りの子たちも帝一のことが好きで何かと世話を焼いてくれるし、帝一も性格悪いだけでない何かがありますね。
まだ一巻が発売されたばかりなので、今後の展開がちょー楽しみです。
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by ruriwo_m | 2011-04-14 11:54 | 本・映画
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