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『緑の毒』 桐野夏生

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妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。連続レイプ犯。

帯に書かれた文句からは、邪悪さが立ち上って、読む前から期待大。ほんとに、まったく、見事なまでに共感を得られない登場人物達。全員駄目。桐野さんらしくてにやにやしながら読み進みます。
その手管から悪事がばれ、追い詰められ、焦燥する開業医の転落っぷりが気持ち悪すぎて逆に爽快です。(変か?)
桐野さんは、女性の犯罪者にはいつもラスト逃げ道を作ってあげるのに、男だと容赦ないですね。そこがまた小気味よくて(笑)

作者の中ではかなりあっさりした物語でした。ほんとはいわくつきの登場人物らをもっと掘り下げて描いたら面白いけど、今の私にはさくさく読めてちょうどよかった感じです。
なにしろ9月は忙しすぎた~。これからのんびりと本でも読みたいな。秋だしね!
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by ruriwo_m | 2011-10-08 10:13 | 本・映画
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