<< 『呼人』 野沢尚 『てのひらの闇』 藤原伊織 >>

『蚊トンボ白髭の冒険』 藤原伊織

e0144293_1412686.jpg
水道職人の達夫の頭の中にある日突然住み着いた蚊トンボ、その名も「白髭」
白髭に筋肉を操られ超人的な能力が備わった達夫は、闇の世界との闘争に巻き込まれていく。
他の人のレビューで「寄生獣」を思い出しましたと書かれてました。姫野カオルコの人面相古賀さんに取り付かれた「受難」も思い出しますね。
そんなSFかファンタジーがかった設定なのですが、お馴染みの気の強い女子とインテリヤクザの登場でしっかりいつものイオリン小説です。
ラストが隣人とインテリヤクザに助けられ解決するとの予想を裏切り、残酷チックに終わったのがとても意外でした。
蚊トンボの寿命は二日、消えゆく白髭が切ないです。

他に、遺作となった『遊戯』 読了しました。
[PR]
by ruriwo_m | 2012-03-09 14:23 | 本・映画
<< 『呼人』 野沢尚 『てのひらの闇』 藤原伊織 >>