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ビーエルニツイテ②

絶対的な信頼を男は裏切らない。我が身を銃口へ投げ出しても守ろうとする。アッシュ・リンクスしかり、摩利しかり、そこにムハムハ~ッとするんだけど、黄(ワン)は裏切るんだよ。仲間を裏切る。

もうずいぶん長いこと読み返してないんでちょっと違ってるかもしれないけど....
時は日中戦争前、中国は南京、中国を支配下に置く日本軍諜報部に中国人の黄が入ってきた。彼は日本人大佐と中国人女性との間に産まれてきたのだった。しだいに諜報部になくてはならない人物となっていく。それはスパイとして腕が立つことだけでなく、仲間として確かな信頼と友情を分かち得ていったからだった。
しかし、黄は中国側に情報を流す。裏切りを知りショックを受ける仲間に向かい「この時代、この国で、僕をそんなに信じてたなんてね・・・」そして姿を消すのだった。
本郷さん!(日本人)なんでそんな傷ついたような顔をしてみせるのさ。ほんとに傷ついてるのは黄なんだから。動乱の中国で二国の血の間でどれほど苦しんだと思ってるのよ。まったく!よく思うのだが、どうして相方というのはニブチンでトーヘンボクが多いんだろうか。(そして素直で人がいい)

黄は仲間を裏切った。やっと手に入れた自分の居場所よりも、アイデンティティを守ることを選んだ。
ドバーッ(涙の音)これが泣かないでいられるか。無理だ。考えてると呼吸を忘れるので息が苦しい。ハーハー。
しかし、これで白泉社の漫画がちょっとやそっとで出会えるような男子ではないことがおわかりでしょう。あ~理想の男子には永遠に出会えない私は宇宙一の不幸な女だ。

絶版になってるけど、もし機会があったら読んでみてください。
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by ruriwo_m | 2008-05-16 14:53 | あれこれ
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