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『OUT』 上・下 桐野夏生

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弁当工場の夜勤仲間のふつうの主婦4人がバラバラ事件に関わる壮絶な犯罪小説。
寝たきりの姑を抱え、あるいは消費者ローンに追われ、あるいは夫との不仲、そんな日常の不満を爆発させた先がバラバラ死体遺棄だった!
4人のうちの雅子は少し周囲とは違う。いつも憎らしいほどに凛として強かった。しかし、内に絶対的な孤独を抱えていた。そして宿命的に佐竹という男と対峙することになる。佐竹も自分を埋めてくれる女性を欲していた。過去に「快楽殺人鬼」と呼ばれていた男が....。
倫理的に間違ったことてんこ盛りです。どいつもこいつもといった感じです。なのに引き込まれずにいられません。人として「OUT」したその先、いったい何が見えるのか、知りたいです。
桐野さんの作品に触れたいと思うあなた、『OUT』読んでください。
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by ruriwo_m | 2008-09-20 23:28 | 本・映画
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