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『魔球』 東野圭吾

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春の選抜高校野球大会、9回裏2死満塁、ピッチャーが投げた球は、ゆらゆらと揺れて落ちた。

キャッチャーだった生徒の刺殺死体が発見され、その後ピッチャーも何者かの手により殺害された。
ダイイングメッセージは 『魔球』

思春期特有の視野の狭さとか思い込みとか、そんな想いにあふれた小説で、きゅっと苦しくなります。全体に流れる雰囲気は昭和40年代のほの暗さです。熱くて暗くて切ない、『白夜行』と同じような匂いがしました。
ミステリーなのであまり書くとネタバレになってしまいますね。原作は江戸川乱歩賞の最終候補にあがった作品で、まぼろしのデビュー作と呼ばれているそうです。東野圭吾作品はトリックに頼らず、人間をきちんと描いて読む人の感情を揺らすのがとても上手くそこが好きなところですが、この作品ですでに顕著に表現されていると思います。
現在地方大会で熱戦が繰り広げられている高校野球、今読むと気分も盛り上がりますよ。


最近ミステリーはいくつか続けて読みました。
『慟哭』『プリズム』『愚行録』...貫井徳郎
『13階段』...高野和明
そんなとこかな。貫井氏はトリッキーな感じがしたし、高野氏は正統派な犯人捜しを楽しめました。
だけどその中でやはり『魔球』が一番面白かったですね。
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by ruriwo_m | 2011-07-20 11:36 | 本・映画

マッコリ...ツヅキ

悩みA子: 「彼が浮気を繰り返します」
らもさん: 「あなたも遊びなさい。傷つけ合って許し合って、過酷な時の流れに一緒に立ち向かうのが愛というものであって、無傷なツルンとした愛など、「愛」の名に値しないと思います」

悩みB子: 「男性と付き合ったことがありません。遊びでいいから付き合いたいです」
らもさん: 「少しくらい淋しいのはガマンしなさい。みんなそうしているのだから」

愛の伝道師ですね~きゅんきゅんします。

しかし、思い返すと、生前はらもさんのこと好きではなかった。いや、そうじゃなくて、私が若い頃はってこと。アル中とかドラッグとかってイメージが強くて。
ちょっとだめなヒトが可愛くなってきたのは、私が大人になったせいかもね。


マッコリはジンロじゃだめだそうです。本場はもっと美味しいのがあるって。
私、マッコリ絶ちしてるんだから~~これ以上太らせないで~~えーほんと?買ってきてくれるの?んじゃ待ってるねありがとう♪
持つべきは友ですね。ではおやすみなさい!
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by ruriwo_m | 2011-07-16 22:52 | あれこれ

マッコリ ト ラモサン

「寒いね~いつになったらあったかくなるんだろう...」
と言ってたこの冬に帰してくれ~~~!!!
食欲がまったくなく、一昨日口にした固形物は朝からレーズンロールパン1ことお刺身だけ。それなのに体重がまったく落ちないというのはどうしたことだろうか。

たぶんマッコリのせいだと思う。今めちゃマッコリに嵌ってるのぉ。あれカロリー高いよねぇ。
と友達に話したところ、「今頃ですかぁ~?あれスゲーカロリー高いっすよ」と言われマッコリ絶ちを心に誓ったところ、その場で『ビールとマッコリを1:1で割るとチョー旨い!』という情報も入手しました。あーほんとに美味しかったよぉぉぉぉぉ!
大人になると夏痩せしなくなったよねぇ...

ところで、また別の友達から先日『枯れ専』なる漫画を借り読みました。店員が老眼鏡をかけた紳士ばかりで枯れ専の女子がキャーキャー集うというイタリアのレストランの話とざっくりあらすじですが、(返してしまったのでタイトル忘れてしまった)日本人で枯れ専に値する男性とは誰だろうという話になり、児玉清さんが近いんじゃないかと。でも私にはスマートすぎるな。枯れてよい塩梅な人...蛭子さんじゃちょっとまだ油気が抜けないし...
らもさんが生きてたら60歳目前。油っぽくないし(ここ大事)なにより駄目さ加減が(一番大事)私の理想の男性でした。
マッコリビール飲んでると泣けてくる。東京はお盆だからね、らもさんのために飲もう。
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by ruriwo_m | 2011-07-14 11:05 | あれこれ

『頭の中がカユいんだ』 中島らも

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点と線と平面について考えて、私としたことが号泣してしまいました。
らもさんの言葉は私の中のナニカを揺さぶります。
平面とは日常であり、ただの生活にすぎないと言います。点の想いがあれば、人はそれだけで生きていける....。色々才能のあった人だったけど、私はらもさんの「悲しみ」が好きでした。今さらだけど...え~ん!なんでらもさん死んじゃったのよ~~。

『僕に踏まれた街と僕が踏まれた街』 『今夜、すべてのバーで』 『恋は底ぢから』と本棚から引っ張り出し片っ端から読んでます。



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『定本 啓蒙かまぼこ新聞』

「てっちゃんてっちゃんかねてっちゃん、ちくわとかまぼこちょうだいな~♪」この広告を作ったのもらもさんだったのですねぇ。
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by ruriwo_m | 2011-07-13 11:10 | 本・映画

ホントノワタシ

私はほんとは繊細なのです。
「あれ、レトルトカレーに似てるな」というダンナの無神経な一言から、そろそろ1年、ウチのメニューからカレーライスが消えてます。
カレーが作れないとなると食事のしたくがとても困るので、「ハヤシライスはカレーライスと別物」と念仏のように唱えてハヤシライスを作ります。
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by ruriwo_m | 2011-07-07 15:58 | あれこれ

映画 『息もできない』

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街金の取り立て屋のサンフンと女子高生のヨニはその史上最悪な出会いから始まり、しだいに二人だけの間に広がる癒しを見つけるようになる。底辺を這いずるささくれた生活から徐々に人間らしい温かみを知ってしまったせいで?その時から、再び物語は転がり落ちてゆく。。。

カタルシスを覚えることを絶対許さない、拒否するようなエンディング。TVで原田泰造がよかったと紹介していたので観てみました。正直最初はあまりにバイオレンスすぎて参ったな~と思いましたが、人の心を強く揺さぶる、深くえぐる、そんな映画でした。
北野たけしの映画と比較されるらしいですね。私はたけしの暴力的な描写が好きでなくてあまり観たことないのですが、たけしも観てもいいかも(上から~・笑)

原題は『糞蠅』だそうです。この方がぴったりきますね。こういうダークサイドの韓国映画が好きです。
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by ruriwo_m | 2011-07-06 11:06 | 本・映画